断熱リフォーム カンタン解説

家の快適性は「断熱」が大きく関係します。

「断熱」って何でしょうか?

最近の住宅は、断熱材と呼ばれる材料で、家中がすっぽりと包まれています。
断熱材の種類は多種多様にありますが、主な目的は同じで、
「家の中と外の間で、熱の移動を遅らせること」です。
断熱性の高い住宅は、冬の寒さや、夏の暑さを家の中に入れません。
暖房効率がよく効くと共に、少ないエネルギーで暖冷房が可能になります。

断熱性の高い住宅は、冬の寒さや、夏の暑さを家の中に入れません。
断熱性能の高い住宅は、外気を家の中にいれない

 

断熱リフォームすると何が良いの? (1)

断熱リフォームは、省エネ効果も期待されるとともに、お住まいの方の健康面にも効果が期待できます。
厚生労働省調べの人口動態統計によると、ヒートショック(急激な温度変化)が原因と思われる「心疾患」や「脳血管疾患」の死亡者は交通事故死者を上回っています。
ヒートショックを起こさないためにも、断熱リフォームは、有効な対策です。

急激な温度変化は、身体に大きな負担になる
急激な温度変化は、身体に大きな負担になる

 

断熱リフォームすると何が良いの? (2)

2018年の夏は記録的な暑さでしたが、地球温暖化の影響もあり、今後も2018年と同じような夏の暑さが続くことが予想されています。
夏の防暑対策として、「断熱リフォームを行う」ことは、夏の日射の影響による室内温度の上昇を緩和することができ、熱中症の予防につながります。

断熱リフォームは、冬だけでなく、夏にも有効
断熱リフォームは、冬だけでなく、夏にも有効

 

断熱材って、どんな家にも当然入っているんじゃないの?

残念ながら、昔ながらの住宅には、断熱材がほぼ入っていません。
もし入っていたとしても、適切に工事がされていなかったり、断熱材自体の厚みが薄くて、断熱効果が期待できないことがほとんどです。
ただ入っていれば良いというわけではなく、厚みのある断熱材が、隙間なく家中をすっぽりと包んで、初めて断熱性能を発揮することができます。

解体工事の様子
解体工事の様子 天井・外壁には断熱材が入っていなかった。

 

最近の住宅は断熱材がしっかり入って暖かいんでしょ?

驚くべきことに、一般的な木造住宅において、建築基準法いんは断熱材の定めはありません。極端に言えば、断熱材が入っていなくとも新築することは可能になっています。最近の新築住宅は、どれも暖かいというのは、思い込みかも知れません。

解体工事の様子
解体工事の様子 床にも断熱材が入っていなかった。

 

うちは古い家だから断熱材は入ってないだろうなぁ

たとえ昔ながらの住宅でも、断熱リフォームすることは可能です。
一度住宅を柱や梁が見える状態まで解体し、天井・壁・床などに、しっかりと厚みのある断熱材を隙間なく入れます。
そうすることで、今の家を、さらに快適にすることが可能です。

無断熱だった壁に断熱材を入れている様子
無断熱だった壁に断熱材を入れている様子

 

断熱リフォームに興味はあるけど、きっかけがなくて・・・

例えば、水周りのキッチンやお風呂の取り換え工事と、【一緒に断熱リフォームすること】をオススメしています。
いずれにしても、壁や床を解体しなければならないので、同時に工事を行えば、工事期間も短くなり、経済的です。

キッチン交換のついでに断熱リフォーム
キッチン交換のついでに断熱リフォーム

 

断熱リフォームは、どこに頼んだらいいの?

断熱リフォームは断熱材を入れれば良い、というわけではありませんので、工事をどこの会社、工務店に依頼するかは、非常に重要です。
過去にどのような断熱リフォームの実績があるかは確認すべきですし、可能ならば、実際に断熱リフォームの住宅を訪問させてもらい、住まわれている方の感想を聞くのが良いでしょう。

熊谷建設が開催した断熱リフォーム見学会の様子
熊谷建設が開催した断熱リフォーム見学会の様子

 

事前に断熱リフォームの効果を確認できないだろうか?

自動車に燃費性能が表示されているように、住宅においても、燃費性能を計算し表示することが可能です。
熊谷建設では、事前に断熱リフォーム後の燃費性能を計算し、断熱材の厚みや仕様を検討しています。
事前に燃費を計算することで、リフォーム前の冷暖房費を半分に
することを目標に、断熱性能を決めることができます。

リフォーム後の光熱費を事前に計算できます。
リフォーム後の光熱費を事前に計算できます。

 

 

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