C値(しーち) =相当隙間面積 2019.01.05
これからの家づくりで欠かせない 相対隙間面積=C値を解説します。
C値もUA値と同様に、2020年以降には家づくりに関わってくる用語です。
まずは読み方から。
C値 (読み方:しーち)
C値=建物の床面積1㎡あたりのすきま面積㎠
つまり、家全体の隙間面積を床面積で除した値が相当隙間面積となります。
なので、相当隙間面積はが数値が小さいほど気密性能が高い住宅と言えます。
覚えるべきポイントは
『C値は小さいほど気密性能が高い』
ということ。
気密性能が高いということは、外の冷たい隙間風が家の中に入ってこないことを示しています。
同時に暖房した暖かい空気が外に出ていかないので、省エネ性能も優れていると言えます。
↑熊谷佑人邸の気密測定の様子(1回目)
C値もUA値同様、住宅性能を知る重要な数値です。
C値が小さいということは気密性能向上に気をつかい、丁寧な施工ができているとも言えます。
しっかりと気密性能に気を使って工事をしているのか見極める判断材料になりますので、
「C値はどれくらいですか?」
と住宅展示場で聞いてみるのも良いと思います。