241002_気軽にできる窓のリフォーム

新発田の家を暖かくしたい。

熊谷建設代表取締役の熊谷佑人です。

冬暖かく、夏涼しい家にするためには、

「窓」の断熱性能が極めて重要だといわれています。

夏に流入する熱のうち74%、また冬に流出する熱の50%は、窓からだからです。

しかし、日本の窓事情は深刻で「日本最高評価の断熱窓は、海外では違法レベルの低性能」です。

諸外国では、窓の断熱性能に厳しい基準を定めています。

※U値〔W/m2・K〕とは、窓の断熱性能示す値で、小さいほど高断熱であること意味する値です。

たとえば、ドイツではU値1.3〔W/m2・K〕以下のサッシでないと使うことができません。日本は4.65〔W/m2・K〕です。

他国に比べて、窓の断熱性能の基準があまりに違うことをおわかりいただけると思います。

さらに驚くべきことに、日本の窓の断熱性能表示制度では、2.33〔W/m2・K〕の断熱性能で、最高等級の星4つがもらえます。

日本で最高等級の評価が得られる断熱性能のサッシは、他の国に持って行くと、断熱性能が不十分で違法になってしまうのです。

窓性能の基準が違う理由として、アルミサッシが普及していることと、樹脂サッシの普及の遅れが挙げられます。

他の国々では、約1,400倍も熱を通すアルミサッシは基本的に使われず、

樹脂製もしくは木製サッシが主流を占めています。

日本も樹脂サッシの割合が少しずつ高まっていますが、新築住宅における樹脂サッシの割合はまだ29%程度で、他国に比べて圧倒的に普及が遅れています。

熊谷建設の新築では樹脂サッシを標準としています!

また、窓だけの断熱リノベは、かなり手軽でコスパもいいのでオススメです。

さらに今年度は、「先進的窓リノベ事業」という国の手厚い補助制度が用意されているため、手軽に居住環境を改善する大チャンスです☺︎