200430_阿賀野の家 外壁付加断熱(ダブル断熱)
『新発田の大工工務店が手刻みでつくる暖かい家』
㈲熊谷建設 専務の熊谷です。
阿賀野市 阿賀野の家の外壁付加断熱工事が進行中です。
極力 木材を濡らさないようにブルーシートを張りながら工事をしています。
シロアリ・防腐対策として散布しているホウ酸塩は水に溶けて流れてしまうので雨は大敵です。
耐力面材をはり、外断熱間柱を立て、120㎜の断熱材を入れて防水シートを張っていきます。
耐力面材の外側に120㎜厚の高性能グラスウールを施工し、
耐力面材の室内側にも120㎜の高性能グラスウールを充填するので、
断熱材の厚みだけで240㎜もの厚みになります。
断熱材にも様々な種類・工法がありますが、すべてに共通して言えるのは
『断熱材は何よりも【厚み】が大事!』と言うこと。
なぜ、グラスウールを使用するのかと質問されたことがありますが、
「燃えないことに加え、安価な割に厚みを確保できるから」と答えています。
もっと細かい理由もあるのですが^^
「宇宙服の技術を住宅に応用した・・・」とか、
「南極で使用された実績のある・・・」などなど、
それらしいフレーズが広告、ネットに出ていますが、
それらを見かけたときは
『断熱材は何よりも【厚み】が大事!』を思い出して頂きたいです^^
断熱とは奥が深く、面白いです^^