200620_見逃せない 湿度 の影響とは
心地良い環境には湿度の影響も見逃せない。
『新発田の大工工務店が手刻みでつくる暖かい家』
熊谷建設の専務 熊谷佑人です。
お伝えしていますとおり、
「心地よい環境」とは、、、
「暑くもなく寒くもない状態・環境」のことです。
が、実は湿度の影響も本当は無視できません。
本日は温度と湿度の関係をみてみましょう。
湿度の表現には「絶対湿度」と「相対湿度」の2種類があります。
日常生活における湿度とは 相対湿度(そうたいしつど)のことをさしています。
相対湿度(そうたいしつど)とは・・・
『空気がその温度で含むことができる最大の水蒸気量に対して、
実際に含まれている水蒸気量の割合(%)を示しています。』
ちょっとわかりにくいですね(*_*)
冬の場合で事例を挙げてみると・・・。
冬の冷たい外気を、部屋に入れて暖房で暖めると湿度は20~30%まで下がります。
20~30%の湿度はかなり乾燥しているため、のどの痛みや肌のカサツキなどの不調を引き起こします。
それでは不快なため、加湿器で加湿を行うのです。
一方、夏の場合はまったく逆のことが起こります。
夏の暑い外気を、部屋に入れ冷房すると湿度は100%近くまで上昇します。
そうするとベタツキなどの不快感が生まれます。
夏場に複合フローリングがベタつくのはこのためです。
このままでは不快なので、今度は除湿器を使用するわけです。
つづく。